まだ年は明けず。。
2014年になったけれど、私の新年はまだ来ていない。
3年近くぶりに、地元福島に戻ってきた。
浦島太郎状態で、どう暮らしていけばいいのか、どこでどんな仕事に就いたらいいかわからない。
避難生活と言っても、仮設で暮らしている方とはまたおそらく違って、表面的には普通の暮らしだ。心は毎日定まらない、根なし草であっても。
直後は一発で避難者とわかる見た目だった。お風呂に一週間入ってなくて、ものすごく着込んで、リュックで、ボサボサだった。
今は見えない心の中に苦しみがある。迷ってても苦しくても、普通に働き、おしゃれもするし、たまには飲みに行く。
帰る前に、京都の友人が素敵な日本料理屋さんで送別会をしてくれた。白味噌と海老芋のお椀、おいしかったなぁ。。お正月、白味噌のお雑煮を京都の友人たちは食べたことだろう。
今は途方に暮れているけれど、またおいしくお酒を飲めるようになりたいな。節分の、旧暦のお正月の頃には働いていたい。
人生は続いている。震災も、続いている。